愛車を長年運転していると、ある日突然、エンジンをかけた時に「ボボボボ……」と普段より大きな音が響くようになることがあります。これはマフラーのサビや経年劣化によって「穴」があき、そこから排気ガスが漏れてしまっているサインです。排気漏れを起こした車は保安基準に適合しないため、そのままでは絶対に車検に通りません。

ディーラーや整備工場に見積りを依頼すると、「マフラーの全体交換が必要で、費用は10万円以上」と言われて買い替えを検討する方も多いでしょう。結論から言うと、このようなマフラーに穴があいた古い車は、高額な修理代を払って直すよりも、修理せずに「そのままの状態で」カーネクストなどの廃車買取業者に査定に出すのが金銭的に最も得策です。その理由を詳しく解説します。

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マフラーの穴あき(排気漏れ)が車検に通らない理由

マフラーに穴があいていると、なぜ車検を通すことができないのでしょうか。単に音がうるさいというだけでなく、法律や安全面での厳しい基準が関係しています。

まずは、排気漏れの車に対する車検の基準と、一般的な修理費用の目安について理解しておきましょう。

道路運送車両法の「保安基準」による規制

日本の道路運送車両法では、車の排気騒音や排出ガスの成分、およびマフラーの構造に関して厳格な保安基準が定められています。マフラーに穴があいて排気ガスが途中で漏れ出している状態は、騒音規制に引っかかるだけでなく、浄化されていない有害な排気ガスが車内に入り込んだり、周囲の環境に悪影響を及ぼしたりする危険性があります。

そのため、車検の検査員はマフラーを下回り検査で非常に厳しくチェックします。たとえピンホールのような小さな穴であっても、排気漏れが確認された時点で車検は不合格となります。

修理・交換にかかる費用の目安

排気漏れの修理方法は、穴の大きさや場所によって異なります。小さな穴であれば、耐熱パテや金属バンド、溶接修理などで数千円〜2万円程度で一時的に塞ぐことも可能です。

しかし、古い車の場合はマフラー全体がサビでボロボロになっていることが多く、一部を塞いでもすぐに別の場所に穴があいてしまいます。根本的に解決するためにはマフラー(マフラーASSYやフロントパイプ、センターマフラーなど)の丸ごと交換が必要になり、車種によっては純正部品代と工賃を合わせて5万円〜15万円以上の出費を覚悟しなければなりません。

パテ補修やDIY修理の限界と車検時のリスク

「安く済ませるために、自分でカー用品店で買ってきた耐熱パテを塗って車検を通そう」と考えるDIY派の方もいます。

しかし、マフラーは非常に高温になる上に、常に振動にさらされる過酷なパーツです。パテによる自己補修はあくまで一時しのぎであり、陸運局の車検場へ向かう途中で剥がれてしまったり、検査員の目視チェックで「強度が不十分」「排気漏れの兆候がある」と判断されて落とされるケースが多々あります。確実性を求めるなら、結果として高額なプロによる交換作業を選ばざるを得なくなります。

高額な修理代を払ってから売却すると大損する理由

「車を売るなら、少しでも状態を良くして査定額を上げた方がいいのでは?」と考え、マフラーを新品に交換してから買取査定に出そうとする方がいますが、これは最もやってはいけない「大損するパターン」です。

なぜ修理をしてはいけないのか、その理由を査定の裏舞台から解説します。

修理費用を査定額のアップ分で回収することは不可能

車の査定基準において、マフラーが新品であることによるプラス査定の幅は、あなたが支払う交換費用(部品代+工賃)に比べて極めて小さいです。

例えば、10万円の費用をかけてマフラーを新品に交換したとしても、査定額のアップ分は良くて「1万〜2万円」程度にとどまります。差額の8万〜9万円は、単にあなたの自己負担となって消えてしまうため、直せば直すほど手元に残るお金が減ってしまうことになります。

買取業者は「卸値(業者価格)」で安く修理できる

一般のユーザーがディーラーに修理を依頼すると、高い純正部品代と工賃が請求されます。しかし、買取業者や廃車専門の回収業者は、自社で提携している整備工場を持ち、中古部品(リビルト品)や安価な社外品(OEM製品)をルートで仕入れることができます。

業者は数分の一のコストで簡単に修理を行えるため、マフラーが壊れた状態のまま査定に出しても、査定額から「一般の修理代(10万円)」がそのまま引かれるわけではありません。現状のまま引き渡す方が、ユーザーにとっても業者にとっても最も効率的です。

マフラー以外の箇所に眠る「別の価値」を評価してもらえる

マフラーに穴があいていても、エンジンやエアコン、外装パネル、サスペンションなどが生きていれば、車全体の価値がゼロになることはありません。

廃車買取のプロは、マフラーという「1箇所の不具合」だけに囚われず、それ以外の使えるパーツや資源としての価値を総合的に評価して査定額を算出します。欠陥があるからといって、車そのものをあきらめる必要はありません。

排気漏れのある車をそのままの状態で高く売るコツ

マフラーから爆音が響いているような状態の車を、現状のまま最もお得に処分するためのコツを紹介します。

無駄な出費を抑え、少しでも手元にお金を残すための3つの実践ポイントです。

コツ1:自走して査定店に持ち込まない

マフラーの穴あきが原因で騒音があまりにも大きい場合、または排気ガスが車内に充満するような状態の車で公道を走行するのは、警察に取り締まられる(整備不良)リスクや、重大な健康被害を引き起こす危険性があります。

そのため、査定のために店舗を何軒も回って車を持ち込むのは避けましょう。カーネクストのような、自宅や月極駐車場まで完全無料で引き取り(出張査定)に来てくれるサービスを利用するのが、安全かつ最も賢い選択です。

コツ2:査定時に「マフラーの穴あき・排気漏れ」を正直に伝える

査定員や電話のオペレーターに対して、マフラーに不具合があることを事前に正直に伝えてください。

「エンジンをかけると異音がする」「マフラー付近から排ガスが漏れている」という事実を伝えておくことで、業者は引き取りに必要な積載車や人員を適切に手配できます。契約後に現地で不具合が発覚すると、二重査定や減額トラブルの原因になることがあるため、隠さずに開示することが大切です。

コツ3:車検の残り期間がある場合は「還付金」も考慮する

マフラーの穴あきで車検に通らなくなったとしても、まだ現在の車検の有効期限が数ヶ月以上残っている場合は、廃車手続きを行うことで「自動車税」「重量税」「自賠責保険」の還付金(返戻金)を回収できます。

カーネクストでは、これらの還付金相当額も買取価格に上乗せして提示してくれるため、修理代をかけずに処分するだけで、思わぬ臨時収入を得ることができます。

還付金還付の詳細やトラブル対策については、カーネクストの還付金トラブルを防ぐ自動車税の仕組み の記事でも詳しく解説していますので、こちらも参考にしながら査定額の合計を確認してください。

廃車買取専門サービス(カーネクスト)を活用すべき理由

一般的な中古車買取店やディーラーでは、マフラーが破損している車は「廃車手数料(引き取り手数料やスクラップ代など)」として、逆にお金を請求されることが多々あります。

しかし、カーネクストなどの廃車買取専門サービスであれば、マフラーの破損に関わらず、独自の資源流通ルートを持っているため、どんな車でも0円以上での買取が保証されます。

排気漏れ車両の処分における重要ポイント
  • 高額なマフラー交換(5万〜15万円)は絶対に自分で行わない
  • 現状のまま引き渡し、買取業者の自社補修ネットワークを活用させる
  • 公道走行が危険なレベルの爆音車は、自宅出張引き取りを一択とする
  • 車検残存期間がある場合は、廃車による税金還付金も査定に含めてもらう

また、排気漏れ以外にもミッションの不具合などを抱えている場合は、【ミッション故障・CVT滑り】カーネクストなら修理代を払わず0円以上で売れる理由 の記事も参考にして、故障車買取の実績を確認してみてください。

まとめ

マフラーのサビや穴あきによる排気漏れは、古い車には非常によく起こるトラブルです。車検を通すために10万円前後の高額な新品交換費用を支払うことは、売却を考えているのであれば完全に「大損」に繋がります。

買取業者は一般ユーザーよりもはるかに安価に修理・パーツ調達ができるため、壊れたままの状態で引き渡すのが最も賢い選択です。また、使える部品や金属スクラップとしての価値はそのまま残っているため、廃車買取のプロに依頼すれば、レッカー代無料でしっかりと値をつけて引き取ってくれます。

「ボボボボ」と異音がし始めたら、高い修理見積りに頭を抱える前に、まずは現状のままで無料査定を依頼してみることから始めましょう。

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